旅人がオススメする旅のバイブル⁉「僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出た」を読んでみての感想とあらすじを紹介!
こんにちは旅好きベジタリアントレーニーのノディー(@noddy78monster)です。
今回は細田朋弘さん著書の「僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出た」を読んでみての感想や、本書のあらすじを紹介していきます。
あらすじ
「世界中の隅から隅までを映像や資料ではなく自分の目で見たい。」
「自分たちの気の向くままに行先やプランなど自由な旅をしたい。」
「バックパッカーとして旅がしたい」
幼少期から大学時代までの経験で、これらのような旅への思いが漠然とあった。
しかし気づけば普通に入社し、会社員として2年が経っていた。
代り映えのない生活に慣れ2年が経ったある日、東日本大震災が起こりこれまで積み上げてきたものが一瞬にして壊れる現状を目の当たりにした。
「人生なんていつ終わるかわからない」そう漠然と思った著者は自分の好奇心に目を向け、幼少期に思っていた「隅から隅まで自分の目で見たい」と言う気持ちを思い出す。
死への恐怖心と旅への好奇心から憧れの世界一周の旅に出ることを決心する。
ノープランで時間に縛られない自由な旅の中でどんな景色を見て、どのような事を知れるのか。
一人の日本人による何もかもが始めてだらけのバックパック世界一周の旅がスタートする。。。
内容
著者で本の主人公である細田朋弘がアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカの一部、北米、中米、南米、オーストラリアをバックパックで周る、世界一周バックパッカーの体験談を記した旅行記です。
アメリカの若者がやっていたトレインホッピングで移動する自由な旅に憧れを抱いていた細見(著者)は、東日本大震災がキッカケでバックパック一つで世界一周の旅に出る。
旅先では見るもの全てが始めてのものばかりで、バックパッカー初心者の細身のリアルな感情や学びが描かれている。
多様な文化や人に触れたり、何度もハプニングに巻き込まれながらもその都度、旅の良さを改めて再認識していく彼の姿は読者の旅欲を刺激させる内容です。
バックパッカー初心者の著者だからこそ描ける純粋な旅の良さや、旅初心者が気を付けておいた方が良いことが実体験のエピソードと共に詳しく書かれているので旅のバイブルとしても良い本です。

僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出たを読んでみて
結論から言うと、「この本めっちゃ面白い!」です。
旅初心者や旅に興味があるけど行ったことがない方に超オススメの旅のバイブルです。
そんな「僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出た」を読んでみての感想は以下3つです。
旅人は共感する事間違いなしの旅体験
旅の楽しいさ、良さが実体験を基に紹介
ポジティブ思考になる
旅人は共感する事間違いなしの旅体験
作中ではバックパッカー初心者の著者が旅を通して体験したハプニングや驚いた文化などが綴られています。
その中にはバックパッカー旅をした事がある人なら誰でも一つは共感できる旅あるあるが描かれており、読者に旅の思い出を振り返るキッカケを与えてくれます。
実際に本を読んでみて僕自身も共感できる部分が沢山あり、過去の旅でのハプニングや楽しかった体験を思い出すキッカケになりました。
また、旅にあまり行ったことが無い人でもこの本を読んでおくと海外旅行やバックパッカー旅でのハプニングや注意点を知ることが出来るのでオススメです。
世界中の絶景スポットやグルメが知れる
僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出たでは世界一周を通して著者が実際に行った世界中の絶景スポットが紹介されています。
例えば、ジブリの舞台モデルになったとされるクロアチアの「ドブロブニク」や天空の城ラピュタのモデルになったカンボジアの「ベンメリア遺跡」など世界中の様々な絶景スポットが豆知識やスポット付近の情報と共に紹介されています。


上記の二つ以外にも有名スポットから穴場スポットまで世界中の絶景スポットが紹介されているので、海外に行けるようになった際の海外旅行の行先を決めるには最高のコンテンツです!
ポジティブ思考になる
著者の細田さんは、旅を通して物事を良いようにとらえる事が旅を楽しめ、自分も幸せになるという事を教えてくれます。
旅に行く前は少しの事で怒鳴ったり、細かい部分まで全てを完璧にしたい完璧主義だった著者は旅していく中で、良い意味で物事にこだわりが無くなり自分の感情の赴くままに生活するようになっていきます。
著者のポジティブ思考が分かる具体例を作中の一部分を抜粋して紹介します。
インドで野宿をし、朝起きると頑丈なワイヤーで縛り付けていた70リットルのリュックが盗まれる事件がありました。
そのリュックには財布やパスポートなどの貴重品以外のニッチ用品が全て入っていました。
警察に相談したり、周囲を探してもそのリュックは見つかることはありませんでした。
多くの人ならこの時点で旅を諦めるか、継続しても気分は落ち込み旅のモチベーションが下がってしまうと思います。
しかし、著者は違いました。
「背中がとても軽い。今まで後ろに七十リットル、前に二十リットルのリュックを背負っていて、トータル二十キロはあった。それが今は二十リットルのリュックだけになり、全てから解放されたような感覚だ。今ならどこまででも歩いて行けそう。」
多くの人が絶望しそうな状況で、著者は逆に旅に対して前向きになり事件をも旅を継続する肥料としてポジティブな捉え方をしています。
このような著者のポジティブ思考が作中では複数描かれているので、読者の僕たちもポジティブ思考の重要性が理解でき、考え方を変えられるきっかけになる本でした。
まとめ
今回は僕はバックパッカーになりたくて世界一周の旅に出たを紹介しました。
世界一周での経験や旅で学んだことが著者のリアルな体験から綴られているノンフィクション旅行記。
個人的には旅に関しての知識や経験が一番知れる旅の本でした。
すでに旅に行っている方は勿論、これから旅に行きたいと思っている人まで旅好きにはオススメの一冊です。
今回の紹介で少しでも気になった方はぜひ一度読んでみてください♪